【雨樋交換】山梨県笛吹市　W様邸

今回は当社で行っている「屋根と雨樋相談会」でご相談いただき、カバー工法による屋根葺き替え工事をご依頼いただいたお客さまのお宅の雨樋交換を行います。

まずは1階東面の軒金具を設置します。

軒金具へ軒樋¹(のきどい)屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器に集める役割を担っています。を固定します。今回使用する雨樋はパナソニックのシビルスケアPC77。アイアン素材の耐久性の高さと、やわらかなカーブがつくりだす独特の陰影が特徴です。

続いて竪樋²(たてどい)外壁に沿って垂直方向に設置されている樋。軒樋から集水器へ流れた雨水を地上や下水に運びます。を接着施工します。

工事2日目、2階の軒樋を取り付けます。こちらの雨樋の軒継ぎ手³（のきつぎて）軒樋同士をつなげるための部材。軒樋は住宅の軒先の長さに合わせて何本かをつなぎ合わせる必要があるため、軒継ぎ手に左右から雨樋を差し込む形でつなげていきます。は、軒樋の外側からかぶせる「外パッチン」と内側からはめ込む「内押え」で２重に接着固定するタイプ。漏水防止性能にも優れています。

2階の竪樋を取り付けます。壁の色に合わせ、途中で色を変えた竪樋を接着し、金具に固定施工しました。

1階まで竪樋をつなげ工事終了となります。