施工例

【新築工事】山梨県笛吹市 H様邸

【新築工事】山梨県笛吹市H様邸 Before/After
場所山梨県笛吹市H様邸
費用¥391,231(外部作業足場使用)
内容新築雨樋設置
施工期間2日
建物木造 2階建て 瓦葺き屋根
軒樋全長43.30m
竪樋全長40.30m
メーカーパナソニック角PC50・60φミルクホワイト色

軒金具の設置

ポリカ製軒金具の設置

今回は新築の住宅への雨樋設置工事になります。

1階南面の「鼻隠し1(はなかくし)雨樋がつく方の軒先の先端に設置する横板状の部材。雨樋の下地材としての役割を果たすほか、雨水が屋根の内部に浸み込むのを防いだり、耐風性を高める役割も担っています。」と呼ばれる部分へ、軒金具を設置します。こちらはポリカーボネート製の金具です。ポリカは高強度で寒さや熱、紫外線にも強い素材です。

軒樋の設置

軒樋の設置

軒金具へ軒樋2(のきどい)屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器に集める役割を担っています。を取り付けます。

今回は「角型」と呼ばれる断面が四角形の雨樋を使用します。半円型に比べて流水量が多いため、近年頻発しているゲリラ豪雨などの突発的な大雨に備えて角型を使う住宅も増えています。

軒金具、軒樋の設置

2階北面、南面にも同様に軒金具、軒樋を設置します。

竪樋の設置

竪樋の設置

1階南東側に竪樋3(たてどい)外壁に沿って垂直方向に設置されている樋。軒樋から集水器へ流れた雨水を地上や下水に運びます。を接着施工します。

竪樋と這い樋の色分け

竪樋と這い樋の設置

2階南東側に設置した竪樋に這い樋4(はいどい)2階以上の建物で上層階の竪樋から下層階へ雨水を運ぶために、屋根を這う恰好で取り付けられた樋。をつなげます。雨樋は住宅の外観を損なわないよう、目立たないように施工するのがポイントです。そのため、竪樋は外壁の色に合わせ白、這い樋は屋根の色に合わせ黒と色分けをして施工します。

ベランダ排水のための呼び樋の設置

呼び樋の設置

ベランダ排水と呼び樋5(よびどい)軒樋と竪樋をつなぐための部材。集水器から竪樋を結ぶように斜めに取り付けられます。をつなぎます。1階南西側の竪樋と呼び樋を寄せマス6(よせます)2本の竪樋を1本に寄せてまとめるための部材。でつなぎ、地面まで排水させます。

最後に1階竪樋の接続を行い、工事終了となります。


脚注

  • 1
    (はなかくし)雨樋がつく方の軒先の先端に設置する横板状の部材。雨樋の下地材としての役割を果たすほか、雨水が屋根の内部に浸み込むのを防いだり、耐風性を高める役割も担っています。
  • 2
    (のきどい)屋根の軒先に設置されている樋。屋根から流れてくる雨水を集水器に集める役割を担っています。
  • 3
    (たてどい)外壁に沿って垂直方向に設置されている樋。軒樋から集水器へ流れた雨水を地上や下水に運びます。
  • 4
    (はいどい)2階以上の建物で上層階の竪樋から下層階へ雨水を運ぶために、屋根を這う恰好で取り付けられた樋。
  • 5
    (よびどい)軒樋と竪樋をつなぐための部材。集水器から竪樋を結ぶように斜めに取り付けられます。
  • 6
    (よせます)2本の竪樋を1本に寄せてまとめるための部材。

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